■良いセルフイメージを持たせたい・・・
良いセルフイメージを持たせたい。 幼い頃は誰でも、「自分は万能だ」と思いがちですが、3、4年生頃になると、「運動は得意な方だ」「運動は苦手だ」などと、自己評価がある程度できるようになります。かもしかに通ってくる子の中でも、ちょっとのつまずきで「どうせぼくはできないんだ」と決めつけたように簡単にあきらめてしまう子がいますがとても残念なことです。子どもが良いセルフイメージを持つためには、自己効力感を高めてやることが大切だと言われています。子どもの持っている力を格下げせず、今日は一つできた、明日は二つ、次は三つ・・・というように「やれば出来る」という気持ちを体験させることです。
かもしかを卒業していったTくんがとても良い作文を残してくれました。
・・・小さい頃、ぼくは運動に対して苦手意識がありました。かもしかスポーツクラブで6年間を過ごした今は、「運動は楽しいもの」という意識に変わりました。ぼくは背が小さく、持って生まれた運動能力ではかないませんが、マットや跳び箱等で、学校の体育の時間にお手本として演技させてもらったりして、だんだん自信がつきました。スキーやマラソンでも、自分よりずっと体格のいい人たちと競いあえるようになりました。ぼくのスポーツに対する意識を変えてくれたかもしかスポーツクラブに、今、とても感謝しています。学校の違う友達がたくさんできたのも、かもしかのおかげです。
自己効力感を高めるために、どんな小さなことでもできたら一つ一つほめて、認めてあげましょう。送迎の車中などでかもしかの授業の様子や出来事など、ぜひ話題にしてください。